こんにちは!『エルグレース神戸三宮タワーステージ』ブログ担当の野崎です。
いよいよ6月に突入ですね~。
神戸は古くから国際都市として栄えてきたので、旧居留地や北野坂周辺には明治・大正期に建てられた歴史的な洋風建築がたくさん現存しています。
こういった古いものがちゃんと大切に残されているのは、神戸市民の意識の高さゆえですよね。
しかし神戸の面白いところは、このような歴史的建造物を隔離して後生大事にとって置くのではなく、改修工事を行うなどして新しい付加価値を持たせ、積極的に再活用しているところなんです!!
・・・いわゆる「リノベーション」というやつですね!!
そんなリノベーションして再活用されている歴史的建造物の中には、素敵なカフェとして利用されているものもありますよ。
今回はそんな、神戸ならではの「リノベーション・カフェ」をご紹介します!!
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まずはこちら!!
このビルは、旧居留地にある「チャータード・ビル」(昭和13年築)。

ここにはかつてイギリス資本の「チャータード銀行」という銀行が入っていたのですが、今はリノベーションされてカフェやブティックなどとして使用されています。
・・・・・銀行がカフェって・・・・・?
はてさて、どんなカフェなんでしょうかね~。

入り口には、旧銀行時代そのままの重厚な木製の回転扉があります。

これをぐるっと押して、中に入ってみましょう・・・・・・。

うわぁ~~~!!!
なんとまあ、ジャズの流れるおしゃれな空間ぢゃないですか!!
もと銀行だけあって、天井も高~~~い!!!
・・・・・こここそが、旧居留地エリアを代表するカフェ「E.H BANK」(イー・エイチ・バンク)です!!!

ここの内装をデザインしたのは著名な空間デザイナーの間宮吉彦さんなんだそうですよ!! お客さんも落ち着いたオトナばかり。 いい雰囲気だなぁ。
奥にあるこのゴツイ扉は、かつての金庫室。 そして今は・・・・なんと「トイレ」なんだって~!!(笑) ここに来たら、このトイレは必見ですよ!!!

ランチでオムライスをいただきました。
結構ボリュームもあって、美味しかったぁ!!

ここは深夜営業もやっているそうなので(曜日によって、AM2:00~AM5:00まで)、ランチ、カフェ、バーと、いろんな使い方が出来そうですね!!
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次にご紹介するのは、三宮の山手側・生田町にある、もはや神戸の観光名所と言っても過言ではないほど有名なカフェ、「フロインドリーブ」!
なんとここは、もともと教会だったんですよ!!

「フロインドリーブ」といえば本格ドイツパンの老舗として、神戸では有名なベーカリーですよね。 昭和のはじめ、あの大宰相で美食家としても有名だった吉田茂元首相が、この「フロインドリーブ」のパンを毎朝神戸から自宅まで空輸させていたという逸話は有名です。
・・・今で言う「お取り寄せグルメ」の元祖?(笑)
それにしても、当時東京では一国の総理大臣がそこまでしないと手に入れられなかったものが、神戸では普通に庶民の食卓に上ってたとは・・・・。

この建物は、もとは昭和3年に建築された旧「神戸ユニオン教会」。 教会は平成4年に移転してしまい廃屋になっていたのですが、その後「フロインドリーブ」が買い取って改装し、カフェ併設のベーカリーとしてオープンしました。
そもそもこの教会は、現オーナー夫妻が結婚式を挙げた教会だったんだとか!
・・・ロマンチックな話ですよね~!!
1階がベーカリーで、もと礼拝堂だった2階がカフェ。
それでは2階のカフェをのぞいてみましょう。

うわ~~~!!! ほんとに教会ですよ!!!!!
天井も高くて、とっても素敵な空間ですね~~~!!!

私はランチでここを訪問しましたが、「フロインドリーブ」のパンを使用したサンドウィッチは最高に美味しかったですよ!!

そして、あえてだと思いますが、このカフェではBGMを流していませんでした。 ここはもともと礼拝堂だっただけあって、とてもいい具合に周囲のお客さんたちの話し声が反響するんですよね!

礼拝堂に響く楽しい会話こそが、最高のBGMってことですね!!
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さて、最後にご紹介するのは北野坂にあるこちら。
どこからどう見ても北野の異人館ですが・・・・・。

なんとここは、今年3月にオープンしたばかりの「スターバックス北野坂店」!!
登録有形文化財・明治40年築の異人館(旧M・J・シェー邸)をリノベーションして、スタバにしちゃったんです!!!
・・・・・すごいことするなぁ~~(^_^;)

グリーンとホワイトのツートンカラーですが、これはスタバだからなんじゃなくて、もともとこういうデザインの異人館だったんだそうですよ。
でも・・・・・・。 しょせん中はスタバでしょ?
そんなことを思いながら中に入ってみると・・・・・・。

中も異人館そのまんま!! シャンデリアや本棚などの調度品もそのまま残されていて、ここで生活していた人たちの息づかいが聞こえてきそうです。

コーヒー1杯の値段でこの雰囲気をたんのう出来るなんて!!!
・・・・・こんな贅沢なスタバ、他には絶対ないですよ!!!!!

しかもこの日は平日の朝早くだったからか、お客さんもまばら。
どの部屋も、ひとり占め状態です。
階段を上がってすぐ右手の部屋を、「私の部屋」に決定(笑)

そしてこの建物は、昭和52年にNHKで放送された朝の連続テレビ小説『風見鶏』の主人公のモデルの住まいだったことでも有名です。
私はまだ小さかったのでストーリーなどは覚えていませんが、神戸でベーカリーを営むドイツ人パン職人と日本人の奥さんのお話だったんだそうですね。
主人公のモデルとなったパン職人の名は、ハインリヒ・ブルクマイヤー。
そして、その息子の名前は・・・・・ハインリヒ・フロインドリーブ!
そう、この人こそがベーカリー「フロインドリーブ」の創始者なんですよ!!!
(現オーナー夫妻は3代目になります)

私がコーヒーを飲んでた部屋で、もしかしたらフロインドリーブさんもコーヒーを飲んでたかも?
・・・いやぁ~、びっくりですね!!
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こういったお店がそこいら中にある神戸って、やっぱりすごい!!
・・・・でも、教会をイメージしたカフェとか、外国の家をイメージしたカフェとかいうだけのものなら、もしかしたら神戸以外にもあるのかも知れませんね。
しかし、そういった「ぱちもん」と「ホンモノ」を分ける、決定的な要素があります。
それは、「歴史」、です!
古い建物には、そこで生活していた人たちの本物の「歴史」があります。 外観や内装はマネ出来ても、「歴史」まではマネして作ることは出来ませんからね!
カフェ「フロインドリーブ」や「スターバックス北野坂店」について調べているうちに、私はひとつの小さな「歴史」を垣間見ることが出来ました。
それは・・・・・異郷の地で根を張り生きてきた、ドイツ人パン職人一家の歴史。
そして合わせ鏡に写るのは、異国の人や文化をあたたかく受け入れてきた、神戸という街の歴史。
教科書に載るような大それた「歴史」ではありませんが、ほんのり人のぬくもりのする小さな「歴史」ですよね!

神戸には他にもこういった「リノベーション・カフェ」はたくさんあります。
そこにはそれぞれ、小さな「歴史」が隠されているはず!
そんな「歴史」たちに思いをはせながら、のんびりカフェ・タイムを楽しんでみてはいかがですか~!?
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